2019.10.09
「温暖化牙をむいてきました」
千葉の電柱や鉄塔風速40メートル対応で、実際には57メートル級の風が吹いたわけですから、軒並み被害が出るのは当然ともいえます。今回の台風(週末10月12日又は13日上陸予定)は65メートル級が予想されています。
2003年熱波でヨーロッパでは死者2万人(3万人)の被害(死者)が出ました。高緯度地域でエアコンが普及していなかったことが直接的原因と思われます。
現在はEUでダイキンのエアコンがたくさん売れています。エアコンはLIFE LINE(生命線)ということでしょう。最近の新聞では再保険の掛け率が「自然災害が増加した」理由で15パーセントほど上がったと報道されました。
これらの事態は構造的変化(これまでの経験知やデータが通用しない変化)が起こっていることを示していると考えます。
温暖化に伴う気候変動の特色は簡単にまとめれば(海水温上昇→海面からの蒸発水蒸気量の増加が起点)
- 雨量がトータルで多くなる。(温暖化に伴い蒸発水蒸気量の増加)
- 雨の降り方が均等ではなく両極端になる。→干ばつと洪水
- 風が強くなる→今世紀末には80メートル級の台風が日本上陸(国立環境研究所 地球シュミレーター)。
この通りの事態が進行していると考えます。
現実的には夏場の台風による大停電→エアコンストップ→熱中症による多数の死者という現実が事態を本格的に動かすのかもしれません。20日ほど早くこの台風が来ていれば事態は極めて深刻になっていたでしょう。
「南極とグリーンランドのティッピングは起こっている可能性がある」
(国立環境研究所の江守氏の著書より)
人間の手に負えない事態が現実化している可能性があるということです。
温暖化対応には質的限界があり、それを超えると原状回復ができないPOINT OF NORETURNがあるということです。
地球規模の自殺の進行恐ろしいことです。まず犠牲になるのは経済的弱者です。
また子供たちが大人世代の大きな負の遺産を受け継ぐわけです。
日光 S&Sセミナー 小田