ファミレスで新聞を読む。お昼になる前に引き上げる。今日付箋を張ったのはEUが2035年にガソリン車を全廃するという(いまだ最終決定ではない)記事である。温暖化防止の先頭に立つのは常にEUであった。

ドイツでは大洪水の報道があった。ドイツのように几帳面なお国柄でも多数の死者が出る洪水が生じている。これまでの経験知が通用しなくなるのは温暖化の要因抜きには考えられないだろう。米国も温暖化防止の強化に大きく舵を切りつつある。日本も先日ようやく2030年までに温暖化ガスを46パーセント削減することを発表した。

EUが2035年までにガソリン車全廃の方向を打ち出したのは、これまで出された各国の削減を合計しても国際的に約束された2度上昇(できれば1.5度上昇)に抑えることができないという危機感の表れと報道されている。

経験知の通用しない規模の台風や豪雨、洪水による犠牲は自然災害ではなく人災(温暖化の原因は人間が作った)ということになるかもしれない。憂鬱な話ではあるが、子供や孫の時代への影響を考えると見て見ぬ振りもできない。

少し硬い話でした。

 

7月 17日 午前2時