子育て1問1答始めました。担当 チームS&Sセミナー 塾長&SSスタッフ

□よくある質問

①Mさん相談 

ほめて育てるというけど本当にできるの?

「子供は褒めて育てるべきといわれています。でもほめるばかりでは本人が安心してしまって、努力を怠るようにならないか心配です。時々“もっと努力すれば、もっといい点取れるから頑張りなさい”などと言うことがあります。問題があるでしょうか?」

 

〇私の考え 

“「まだまだ」のメッセージや叱責は害が大きいです!

「“まだまだ”の否定的メッセージはよくないと思います。否定的コメントは子供のインセンティブになることもまれにありますが、確率は極めて低くリスクの高い誤った対応だと思います。ほめる方針一本で行った方が良いと思います。またそれは可能です。ただしほめ方にもコツがあります。ご存じの方も多いと思いますが、ほめるのは結果ではなくプロセスです。“期末テスト前頑張ってたもんね。先生にわからないところは質問もしたもんね。すごく努力した結果だね。すごい” こんな感じで対応してはどうでしょうか。

 

ほめるタイミンギが大事」ほめる内容は大きく二種あると思います。

・軽い誉め言葉=感謝の言葉

「食後の洗い物やってくれてありがとうね。本当に助かる。約束を忘れないでちゃんとやるってけっこうたいへんだよね。…チヤン偉いね」

 

・重い誉め言葉

これは1か月に数回あるかないかのケースです。弟のおもちゃのかたづけを手伝った場合。頼んでないのに洗濯ものを取りこんでくれた時。自主的に勉強を始めた時。漢字テストの準備勉強(結果の得点ではない)をやっているとき。

こちらは機会が少ないだけにそのタイミングで必ず褒めるという親の側の習慣が重要です。

 

どちらも重要です。誉め言葉の中で育った子供は自分に自信が持てます。なんでも積極的にやってみるという傾向が強いものです。ダメ出しの中で育った子供はダメ出しを恐れて新たなことの取り組むのに消極的になりがちです。どちらがベンチヤーむきかは自明ですよね。

子育ては一生の最も充実した時間(いるとしたら神様の最高の贈り物)だと思います(残念ながら子育てが終わった後に気づくことが多いのですが)。深く、深く楽しんでください。」

(K.O)